先日、アルペンスキーファンにはびっくりする発表が。。。
さようならマルセル。
子供が生まれて家族との時間を大事にしたいということが引退の主な理由ということで。残念ですが、あと数年後に衰えて引退するよりも、王者のまま引退する方が良かったのかなと思います。
まあ、昨オフからヒルシャー引退の話はよく言われていたので、個人的には大越龍之介選手のBLIZZARD→HEADのマテリアルチェンジの方がびっくりでしたね。今年もウェンゲンでの活躍には期待です。
さて、このことにより、技術系のWCは群雄割拠の戦国時代に突入です。
想像してみてください。
ゾルデン・レビィで開幕した技術系は、ビーバークリーク・ヴァルディゼール・アルタヴァディア・ザグレブ・マドンナ・アデルボーデン・ウェンゲン・キッツ・シュラドミング・ガルミッシュを回った後、苗場にやってくるのです!(記憶をたどったのでどこか抜けてたらすいません。)
これは、種目別も総合も非常に面白い展開のときにワールドカップが日本にやってくるということなのです。もうワクワクがとまりませんね。
さて、夏休みも後半に入ったようで、(わいの夏休みは遠い昔の話なのだが)
だいぶ暑さも和らいできたようで、トレーニング日和になってまいりました。
実は、前回のブログから5回くらいはトレを行っているのですが、今日は、卓に加えて、七海もトレに参加してくれたので、久しぶりにブログの方を更新しようと思ったのです。
一応、夏のトレーニングは後期が始まるまでで一区切りということにしていますので、只今、佳境を迎えております。
はじめた頃に比べると、だいぶ強度も上がってきたので、この取り組みは成功といえると思います。
まずは、アップメニューとして体操やストレッチ等を行った後、
ハードルメニューをしました。
だいぶレパートリーが尽きてきたのですが相変わらず新メニューです。
卓には、良かったものを後期のトレで取り入れてくれればと思います。
次は、久々登場!「エイトラン」
はじめ、2人で交代して5分間を考えていたけど、そのまま3人で実施。
ちょうどよかったという感じ。
カーブがきつかった。セッター美崎センスなし。次回の課題。
次は、メニュー考えてた頃には予定になかったけど、
ドラゴンがタバタ式をやるシュプリンゲンは絶滅したと勘違いしているみたいなので、急遽、美崎と西崎を絶滅危惧種に指定。戸山公園で保護することを決定し、七海に伝授すべくタバタ式を敢行。
とばっちりをくらった七海。恨むなら若井先輩を恨もう。
今回は、「ランジ→マーカータッチ→ハードル」というシュプリンゲン基本セット。
しかも、2セットということで、まあ威力はそれほど。
ドラゴン。次は「あなたの番です」(最終回)
最後は、〆のランメニュー。最近お気に入りの
「200メートルジョグ→70メートル全力→ハードル5回」
今日は、休みなしで4セット。(タバタなしの普段は6セット。)
いい感じで追い込める。
その後。これまた久々の中華料理屋へ。
昔、よく行っていたけど、店の名前が変わってからは、もはやどれが店の名前かもわからん。分かる人教えてください。
2人から、夏合宿の話を聞いたり、どうでもいいことを話したり。
どうもななみは、みさきをよくしゃべるめんどくさいやつだと思っているようだ。これからしっかり手懐けていこうっと。
そういえば、トレ中に剣道をやりに来ていた高峰クンと遭遇。
彼のズボンをみて、道着を着ているのかと思ったら、普通に私服だった(笑)。
あれま。がんばれ。理工生!
最後に、真面目な気持ち?の時に書いたコラムを載せて終わりにしましょう。
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【第2回:スキーのラディウス】
スキーは道具を使うスポーツ!そのため、マテリアルへのこだわりが強い人も多いよね。
今回はそんなスキー用具に関するお話。
昨シーズン、泉澤?に「ラディウスって何ですか。」的なことを聞かれて、うまく答えられなかったので、今回はその辺について書いていこうかなと。
「ラディウス」を簡潔に言うならば、「スキー板の側面の円弧カーブの回転半径で、曲がりやすさの指標」。こんな感じ。たぶん本当の発音は“ラディアス”のほうが正しい気がしなくもないが、この際そんなことどうでもいいので、それはおいといて。。。
現在、FISまたはSAJ公認レースにおいては、GS板はR=30mという明確な規定が存在します。そのため、そのような大会を主戦場にしているレーサーには、ある意味それほど関心のない値といえるかもしれませんね。(ルール変更があるシーズンは別として。)
しかし、全日本マスターズ・東医体・西医体、そして、全国学生岩岳スキー大会などを頂点とする、草レースでは、道具選びの際には、非常に重要な値となり得るでしょう。草レースには、ラディウスに関する規定は一切存在しないからね。
実際の大会では、R=30mに適したセットが立てられることはほとんどないため、それよりもRの小さいR=25m前後の板を買う選手が多いように感じます。これはあくまで僕の体感なのだけれど、スピードが出ていない緩斜面や振り幅の大きいセットでは、R=30のスキーは不利で、1分コースだと1秒くらいのタイム差がつくこともあるように思います。また、Rの小さいスキーは、R=30のスキーに比べると、「ごまかせて」滑れてしまう場合も多いです。そして何よりスキーが曲がってくれるので楽しいよね。R=35の時代に絶望したスキーヤーも少なくないはず(笑)。
そんなわけで、特に学生のスキーサークル部員の間では、スキー板購入シーズンになると、「Rいくつのスキー買うの?」的な感じの話をする人が必ずいるよね。
しかし、かかし!
実際、ラディウスについて正しく説明できる人は、そう多くはいないはず。
もちろん、ラディウスの測定方法は決まっているので、今回はそれを紹介しようと思います!
この図が定義の全て。
この式がどうやって出てきたかを考えてえてみると、求め方は意外と簡単で、使っているのは三平方の定理もしくは三角形の相似ですね。高校で物理を勉強したキミは、ニュートンリングの曲率半径を求めたときのことを思い浮かべると、それとだいたい同じ感じだと思う。(たぶん汗)。係数が2ではなく2000になっているのはミリメートルからメートルへ単位換算があるからだと思います。
Lの取り方がなぜこのようになっているのかは、分かりません。誰か知っている人いたらtell me してください!
Lさえきちんとはかることが出来れば、自分でもラディウスが測定できそうですね。暇な人は是非やってみては?
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このまえ、研究室の同期とカラオケ行ったら、自己ベスト79.6点取りました。
80点近いよ #しおぴー
美崎