さて、11月も後半戦!
ということは、ついに「ゆーじ たかはし」帰国!たしか木曜日?と思う。
幹部の人が増えるというのはいいですね。幹部代はもう少しなので、これからの頑張りに期待しましょう!
そして、最近ブログのネタ不足問題が激しいので、ニュージーランド旅行記を書いてもらおう。うん。
さて、本日はまずまず多めのトレ参加率。おそらく、体操やって、ダッシュ。
この辺、遅れてきたから分からぬ。メガネをつくりに行っていたのです。シュプリンゲン御用達。メガネスーパーです。OBの田中様の紹介状を使わしていただきました。ありがとうございました!
そして、その後、久しぶりのマーカースラローム。
1年生ふたりは初めてだったので、要点しっかり確認しながら。
意外と滑りのクセがそのまま出るから面白いね。
次は、8走。8字にマーカーを並べて、その周りを走るという感じのやつです。
「エイトラン」だと思っていたら、「エイトそう」と読むらしい。(卓調べ)
お試しに皆2本ずつやってから、本番。
7人で8分間エンドレス。8字を2周した後、ハードルジャンプ5往復。
最後の方は、ジャンプが割と効いてくるね。
みんな頑張ったはず。。。
みんな疲れていたので、今日はこれにておしまい!
おつかれさまー。
そういえば、来週の火曜日はTKTが来るらしいです。
これは、楽しみですねぇ。下級生の皆さん、時田クンの財布からしっかり搾り取りましょう!!
それでは、今日もコラムでおしまい。
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【第10回 FISポイント】
今回は、公認大会で使われているFISポイントについて説明したいと思います。
通常、私たちサークルレベルのスキーヤーにとっては、それほど馴染みのないものですが、体育会スキー部の人たちにとっては、非常に大切な指標となっています。皆さんも公認大会のリザルトをみる機会はあると思うので、簡単にその概念や算出方法を説明しましょう。
まず、スキー競技は、なぜポイント制を導入しているのかについて。それは、各大会でコースプロフィールやポールセッティング・雪質などが異なるため、タイム自体をそのまま速さの指標に出来ないからです。全ての選手の成績を数値化し、評価するためにポイント制が取り入れられているのです。
では、そのようにしてポイント計算が行われているのでしょうか。
まず、FISポイントは、「レースポイント」と「ペナルティーポイント」の和から算出されることを知る必要があります。簡単に言うと、「レースポイント」とは、そのレースのトップ選手とのレベルの差。「ペナルティーポイント」とは、そのレースのレベルを表しているといっていいと思います。
シーズン中に取得した良いポイント2つのポイントの平均が、自身のFISポイントになります。(1レースしか出ない場合とか、怪我してレースに出られないとか、そうでない場合もあるけど、詳しいことは割愛。)
ここからは、少し数式を使って説明していきます。(大丈夫、そんなに難しくないです(笑))
まず、レースポイントの求め方からいきましょう。シンプルです。
(レースポイント)=[(その選手のタイム)÷(ラップ選手のタイム)-1]×(F値)
です。
具体例を挙げておくと、ラップ選手のタイムが95秒で、知りたい選手のタイムが100秒で、F値が1010だとすると、
(レースポイント)=(100÷95-1)×1010=53.16
になりますね。もちろん式から分かるように、ラップ選手のレースポイントは0.00です。
さて、新たに出てきたF値についても説明しなければなりませんね。
F値とは、SL・GS・SG・DHによって1秒の重みが違うので、それを競技によって評価に差が出ないようにする値と言えます。現在はSL:730 GS=1010 SG:1190 という値が用いられています。
だいぶ理解してきましたか?
最後に一番ややこしいであろうペナルティーポイントの計算について解説していきます。
まず、ペナルティーポイントは(A)(B)(C)の3つの要素から算出されます。
順に(A)から説明していきますね。
(A)は、レース結果で10位以内に入った選手のうち、所持ポイント上位5選手のポイント合計。
(B)は、そのレースに出場した選手の中で、所持ポイント上位5選手のポイントの合計。
(C)は、(A)に該当する選手のレースポイントの合計。
です。
ペナルティーポイントは
[(A)+(B)-(C)]÷10で計算されます。
それにカテゴリーによって加算値が足され(FISレースなら普通3点)、ペナルティーポイントとなります。
やっと、終わったかと思った人。もう少しです。最後にこうして出されたペナルティーがミニマムもしくはマックスペナルティーの範囲内に収まっているかどうかみます。通常、マックスペナルティーを上回ることはないので、ミニマム値のみ掲載しておくと、
WC・オリンピック・世界選手権:0.00
コンチネンタル:15.00(6.00)
ナショナルカップ;20.00(8.00)
他のFIS:23.00(9.00)
エントリーリーグ:64.00(40.00)
です。( )は去年までの数字。そう。今年からめっちゃ上がったの!
長々と書いてきたけど、ここに書いてある文章見ながら、実際のリザルトみて確かめればすぐわかるはず!(まだ、一部この説明でも完全でないのだけども)
アルペンスキーの観戦とか、レベルの高い世界に興味があるような方は、知っていて損はしない知識です。慣れてくると、「FIS〇〇点」って聞くと、その人のスキーのレベルが普通に分かるし、選手にとっても名刺代わりになるものだと思います。
皆の感覚で分かりやすく言うと、たぶん岩岳の技術系で優勝するレベルで、だいたい70点前後くらいかな。(昨年までの計算方式で)
このFISポイントが「世界」へとつながっていくわけですね。
実は、世界スタンダードでみると、日本のFISポイントはガラパゴス化しているという問題もありますが、このことは別の機会に譲りましょう。
もし、計算方法間違っていたらごめんね(笑)
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沢尻エリカの件、まだ傷が癒えていない
美崎