早稲田大学シュプリンゲンスキークラブ公式ブログ

早稲田大学公認のアルペンスキーサークルです!

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3/18 男子SL

こんにちは!2年のりゅうせいです。今回は

先日行われた男子SLの結果報告です!

 


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 Aチームは全員完走&大量得点!今年はみんな完走率が高く、SLだけで見れば去年の倍近いポイントを得ることが出来ました!!

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 また、Bチームも200番台から3人ランクイン!! 一本目はかなり荒れたコースの中、果敢に攻めて6人全員がゴール!惜しくも2人、2本目進出が叶いませんでしたが(同期のよしみつは0.01秒差でセカンドカット、ほんとにほんとに惜しかった!!!)、4人が2本目に進出!セカンドランではシードも射程内だった1年 てるがDFしてしまいました。しかし、残った3人は合計550人捲りで2本目を終えました。ゴールエリアで見ていてとても痺れました!

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 Cチームも掘れを恐れずに攻めの滑りを見せてくれました!始めて1年目の子たちがセカンドカット内を狙ってコンマ1でも縮めようと滑る姿は心打たれるものがありました。来シーズンはみんなで2本目滑ろうね!

 


 僕はチームシードを貰って37番出走で滑りましたが、1本目は想定外の掘れに全く対応できず28位という結果に。続く2本目では硫安が効いた比較的得意なコンディションの中で10人捲ることが出来ましたが、合計タイムでたかみねさん(M2)とゆうきくん(3年)に負けてしまいました。

 


 そして、SLのレース結果を受けて男子Aチームの総合優勝&3連覇が決まりました!2位にはなんと500点以上の差をつけての断トツ優勝です。

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 男子Bチームも健闘して14位にランクイン、入賞にはあと一歩及びませんでした。

 


 残すは団体優勝が懸かっている女子SLですね!みんな頑張って🔥🔥

 

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新人戦

こんにちは、新2年のてるです。

 

大会3日目は新人戦でした。

 

一年生からしたら5回目のレース、尚且つ一年生しか出ないと言う特殊なレースとなりました。

 

今回の大会でとても印象的だったのが、一年しか出ないためOBを含め上級生の先輩達全員がサポートに徹してくれることです。

 

色々な先輩から頑張って👍と送り出してもらい一年全員元気が出たと思います!

 

 

今回自分は新人戦において9位に入賞することができました。

 

※Bib22 (かみさわつき)

僕自身アルペンを6年やっていますが、一番満足度が高かったレースとなりました。

 

今シーズン、なかなか滑らずGSを10日ほどしか滑らずその中でのレースでしたが、なんとか上位に食い込むことができました。

 

来年は、後輩を送り出すターンなのでチューンやインスペなど色々なところでサポートしていきたいです。

『週刊アルペン語り』第二十八回 スキーをする理由

もしも大学一年の春に戻れたなら、どんな後悔を人は口にするだろう?

「もっと恥をかいておけばよかった。」

当たり前だ。誰だってそんなことは分かっている。

「好きって言わなかった。」

これも、当たり前。

「駆け引きの真似事なんかせず、あの夜家に行っておけばよかった。」

なんてあられもない後悔もあるだろう。

あるいは、こんな後悔もあるかもしれない。

「もっと、熱中できることを見付けられていれば。」


私がアルペンスキーを好きなのは、ある景色を見たからだ。

赤、青のポールが交互に立つ、誰も居ないバーン。

薄青の雪面。

遠くの山景。

周りの人の声援。

その全てが、自分の為だけに存在している。

スタート台からの景色だ。

アルペンスキーをする人間は皆、その贅沢な景色を目の当たりにする。

直後、雪上に投げ出されたアルペンスキーヤーたちは、孤独な戦いに挑む。

アドレナリン。緊迫感。スピード。衝撃。あらゆるエクストリームな言葉たちをごちゃ混ぜにした数十秒を過ごし、ゴールに辿り着く。

まずは、完走できた安心感。

心地よい疲労

部員たちからの、温かい労いの言葉。

幸せな時間だ。

それでも。

どれだけ楽しい、幸せな時間を過ごしたとして、リザルトはいつだって、圧倒的現実を容赦なく叩きつけてくる。

タイムを映す電光掲示板の一番上にBib番号を刻んだ人間以外は、全員、敗者だ。

そして、負けて悔しくない人間など、一人もいない。

その電光掲示板を見た瞬間から、あらゆる後悔、悔しさ、憤りがこみ上げる。

それでも必死で美しい振り、先輩の振り、大人の振りをした綺麗な表情で、

「後輩のみんなが完走できてよかった!」

なんて、嘘でも本当でもない言葉を誰に向けるともなく投げる。

レーニングを怠った。ストレッチを怠った。練習を怠った。
それでもチームメイトたちは、

「お疲れ様でした、かっこよかったです。」
「速かったです。」

としか、言ってはくれない。

シーズン中の怠け切った自分の過ごし方を、責めてくれる人はいない。

負けた悔しさの責任を取ってくれる人がいないように。

そんなレースが、もしも人生最後のレースだったら?


この社会では、何にも熱中出来なかった不能感を、あるいは燃え残って臭気を放つ感傷を抱え、それを誰からも見えないよう、胸の奥底に仕舞い込んだ人間だけに「大人」という称号が与えられる。

その日々を青春と名付けて過去にした者達は、胸に隠したそれを引き摺って数十年を過ごす。

それでも最後は、いつか、恋だの、愛だのが救ってくれるのだろうか?

学生時代の後悔を、たったひとり愛した恋人に、頑張ったね、偉いね、と慰められて瞼にキスでもされたなら、涙を溢し、綺麗サッパリ忘れられるのだろうか?

この瞬間のために生きてきたと思えるのか?

すべて報われるのだろうか?

なんてロマンチックで、なんて下らない人生だろう。


ところでこの下らない世の中で、永遠はどこか。

誰だって永遠が欲しい。

誰だって大人になんてなりたくはないのに、この世に一切の永遠が存在しないのは、十分、絶望に値する。

それでも、スキー競技者にだけは、永遠に記憶に残る一瞬が、ひとつだけある。

「あの瞬間だけは、永遠だ」と、断言できる一瞬。

アルペンスキーをやっている人間はみな、その一瞬が欲しくて欲しくてたまらくて、競技を辞められないでいる。

しかし残念ながら多くのアルペンスキーヤーは、その一瞬を手に入れられないまま競技人生を終えることになる。

馬鹿げている、と言う人は大勢いるだろう。成功する確率の限りなく低い挑戦を繰り返す。大怪我する危険だってある。

狂っている。

真っ当な意見だ。

しかし、それでもその一瞬のためだけに、365日を捧げる競技者は少なくない。

ゴールラインを切り、振り返る。

雪煙の中、数字が並んだ光る看板を睨む。

数秒間。

点滅する電光掲示板。塗り替わるBib番号。

白。この世から一切の音が消える。


多くのスキーヤーが恋い焦がれる、その永遠の一瞬。

そのために、


きみは、何を賭ける?


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東京医科歯科大学スキー部2年

第29回全国看護学生スキー大会 男子GS競技 優勝

舩山直人

p.s.
高峰さん、野口さん、寄稿のお誘いを頂きありがとうございました🙇

 

『週刊アルペン語り』第二十七回 大会への意識

【はじめに】

 どうも、横浜国立大学4年の渋谷です。高峰さんからお誘いを受けたので岩岳期間中の皆さんのためになるような話をしたいと思います。

 

 それはずばり、大会に向けた精神的な安定です。

 

【スキーは個人競技

 個人競技は心・技・体の能力が重要であると考えています。僕の場合メンタル(心)が弱いため、大会でパフォーマンスをどのように練習時と同じ状況に持っていくのかが現在の課題と考えています。練習時に比べて大会ではパフォーマンスが落ちるのは誰でも当たり前にあることだと思います僕の場合はその差異が特に大きいと自覚しているので、現在でも試行錯誤して改善を試みています。以下は現在の自分の取り組み例なのであくまで参考程度に一読して頂けたらと思います。

 

【練習でも緊張感もってやってみる】

 練習での緊張感というのはポール練習でもスタート直前は脳内で大会当日を想像し、スタートをするように心がけるということです。これによって大会当日でのパフォーマンスの下限をある程度知ることができると考えています。

 下限を知ることで、練習中で滑走後にリフトに乗車するたび、自身の滑りを分析して何ターン目までは理想とする滑りができていたとか、ここでラインどりをミスしてターンが遅れてしまったため外足に乗れていなかった、といったことをひたすら考えます。また、すぐにスタートするよりもイメージを誌ながら実際にフォームを作ってみてから滑るほうが効果的な練習ができるので、無線を入れた直後にスタートしている人たちは(滑走日数だけを無駄に増やしているので)1本1本大事に滑ってみてほしいです。

 このように練習で滑走技術の思考と修正を繰り返すことで、パフォーマンスの上限を伸ばし、無意識下でも良い滑走ができるのではないかと考えます。例えば、現在の私は大会中には当たり前のようにカービングターンで滑走していますが、これも練習量によるパフォーマンス上限の増加といえます(滑走日数は大事)。

 

【大会当日での意識】

 練習によってパフォーマンスの上限を伸ばしてから迎える大会当日は不安要素の排除を徹底しています。自身の性格上考え出すときりがなく、不安要素に対して慎重すぎる対処をしてしまうため、要素に対してランク付けした後に一番大事なこと以外はすべて忘れるようにしています。例えばインスペクションではGSやSGの場合はスルーの前後、SLの場合はヘアピン・ストレートの前後のみを重視し、後は自身の技術を信じてきれいさっぱり忘れています。また、僕はあまり頭が良くないので全旗門を覚えることができず余計に不安に陥ってしまうということが十数年の競技人生でわかったため、この考え方以外はできません笑。

 

【最後に】 

 ここまでつらつらと述べてきましたが、やはりメンタル面の安定は練習量の確保が最重要です。事実僕の今シーズンの滑走日数は2週間程度のため、今まで結果が振るわなかったことも納得できます。ただ、【大会当日での意識】は滑走日数が足りない人でもできることではあるので岩岳やほかの大会がある人はぜひ試していただけたらな~と思います。

以上、留年しかけた横国の渋谷でした。

3/16(土) 女子GS

お久しぶりです!1年のみひろです!

本日3/16は、女子GSでした。参加人数は、125人!雲ひとつない青空の下、2本レースで行われました!

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まずはリザルトです!

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かれんさん10位入賞✨️おめでとうございます!

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他のみんなも緩いバーンの中、優勝に向けてそれぞれの滑りをだし切りました⛷みんな嬉しさ悔しさありますが、今後に繋げて行きたいです。

私は1本目かなり緊張して少し守った滑りをしてしまいましたが、2本目は緊張がとけて自分の滑りが出来ました。数人まくれたので嬉しかったです!

GSを終えて、女子は2位の東工大と10ポイント差をつけて暫定1位です。このまま突き進みたい🔥

明日は新人戦です!それに向けて上級生が下級生のチューンをしてくれました!真剣にチューンをしてくださっている先輩の姿をみて明日も頑張ろうと思いました。レベルアップした板で滑るのが楽しみです🥹ありがとうございます!

去年のチームシードのため明日は1走。ドキドキです。貴重な機会なので楽しんで滑り切りたいです。今日の反省を活かして、1年生みんな頑張ります!

夜は冬芽さんのお父様が差し入れしてくださったケーキを食べてエナジーチャージしました!他にもOBOGの方々たくさんの差し入れ本当にありがとうございます!

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女子ズ大集合

 

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