早稲田大学シュプリンゲンスキークラブ公式ブログ

早稲田大学公認のアルペンスキーサークルです!

MENU

『週刊アルペン語り』第十三回 スキーと格闘技

どうもこんにちはこんばんは。

 


今回の週刊アルペン語りは3年の矢嶋颯太が北海道よりお届けします。

 


では、まず一言、

 


井上尚弥素晴らしい!!!!

かっこいい!!!!

最高!!!!

f:id:springen_ski:20231229165529j:image

タパレスもなかなかタフでパンチが入ってるものの倒すことができない展開の中、10Rでついにノックアウト。

えぐい早い右ストレートにステップワーク、かっこいいです。

 


要するに今回はスキーと格闘技のアナロジー3つについて語ります。

 

①まず私が感じた点はgsでのターン中盤の姿勢

これがボディフックと似てるなと思いました。

f:id:springen_ski:20231229165632j:image

くの字を作ってスキーで言う外足で踏ん張ってわきをしめる。この写真だと脇しまってなさそうに見えますが、肘の位置を見れば閉まってるのがわかると思います。これは2年生の時に牧の入の合宿中に発見してから外足に乗りやすくなりました。まぁまだ全然乗れてない方ですが、、いくらかマシになった記憶は鮮明に残っています。


②次に感じた点は視線の重要さ

これは逆輸入でした。

もちろん格闘技もアルペンスキーもパンチ、キック、タックル、スキーでいえばポールや斜面がが次々いろんな角度からやってくるのでそれに反応しなければいけません。

スキーでいえばSLでポールは一つ先の目線へ向けることが大事だなと大学一年生の頃とかに学びました。これは先のポールの位置を見ることによって次のターンへ用意しやすくなります。

逆に格闘技では相手の胸を見ること、そうすると初動が出やすいので感覚的にですが相手の蹴りやパンチに反応しやすく、ディフェンスが間に合います。

どこに目線を向けるか、というのはスポーツにおいて次の動作への準備でとても重要だなと改めて感じました。


③次は動作の左右差の原因の解明。

私はスキーでどうしても左右で動きに差があるのがみてて気持ちわるくて、でもそれは体の左右の感覚の差なんだろうなとなんとなく思っていました。

それは格闘技でも同じで、左ストレートが伸びませんでした。しかしサウスポーだと右のジャブが走ります。なのでサウスポーもやりたかったので悩んでいました。

そこで格闘技の経験者の人にファームを見てもらったところ、腰の柔らかさの左右差のせいだと言われました。腰は下半身の動きを上半身に伝える重要な伝達機関なので、もちろん柔らかさに差があると動作の伸びや、まっすぐ伝わらなくてパワーの分散が起こってしまいます。

そのためスキーでもターンに左右差が出てしまい、特に私は身体が硬いので左外足の時だけ内倒してしまったり、などなどの症状があるんだなと気がつきました。

 

あとミニアナロジーなのですが、スキーの姿勢と格闘技の姿勢で似てるなと思ったことは一つあって、

slとかの近距離の勝負、というかそんな感じのやつは割と姿勢とか立った状態が多い気がします。

で距離が遠いというか、そんな感じの高速系だとなんとなく座った姿勢が多い気がします。

これは格闘技でもそうで、近距離でやる立技打撃の代表、ムエタイ、これは構えがすごく特徴的で全体的に立っているイメージが強いです。これは肘や膝、首相撲ありのルールなため近距離でやり合います。特にキックの強さが特徴的なのでどっしり構えるとローキックをカットすることができず、全体的に立っているかまえになります。

↓画像右がムエタイ選手のスーパーボン、ハイキックがまじで柔らかくて早いので是非みてみて

https://youtube.com/shorts/x8Ao8O7jOPo?si=rM8opNQHXHjKAo1_

f:id:springen_ski:20231229184516p:image

それに対して長距離打撃の代表としては伝統派空手。これは私が愛してやまない堀口恭司のバックボーンになります。伝統派空手はステップワークの速さが特徴的で、その分踏み込みが早いのでとても距離が遠くなります。伝統派空手の構えは小刻みなジャンプを踏み込みの入り口で横方向のジャンプに切り替えるため、ぱっと見四股のようなどっしりとしたかまえになります。

f:id:springen_ski:20231229171256p:image

そんな姿勢の差がなんとなく似てるなーと感じたことがあります。と言う話です。何か技術に関する話ではありませんが。

 

 

 


なのでスキーを上手くなりたけれいろんなスポーツとの似てる点を探してみましょう。

格闘技とスキーだけでなくいろんなスポーツは結び合ってているためアナロジーがあります。

たとえば私は格闘技を習っていた時、打撃の基本の構えについてすごく考えていました。その時、私は中学生の野球部時代に教わった盗塁とか守備をする際の基本の姿勢がすごく参考になりました。

膝と腰と足首を柔らかくして軽く曲げ、かつ背筋をしっかり伸ばす。

この姿勢にしてから打撃が出しやすくなって堀口恭司のようなステップが踏めるようになりました!

 

抽象的な表現の多い表現で申し訳ありません。

でもまじでスキーでこの動きよくわかんなかったけど他のスポーツの動きとのアナロジーがその解明の近道になることは割とあるあるだと思うので他にバックボーンある方は是非色々と自分のバックボーンと照らし合わせてみてください。
みんながんばれ

おれもがんばる

 


バイバイ