早稲田大学シュプリンゲンスキークラブ公式ブログ

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最速シーズンイン!早朝 軽井沢練習

シュプリンゲンメンバー3人で11/7〜11/9に軽井沢の早朝練に行ってきました。軽井沢の早朝練とはアルペンスキーヤーが5時から7時30分の一般開放前の時間に軽井沢プリンスホテルスキー場で練習をすることを指します。スキー場がまだ空いてない県から全国レベルの高い選手が顔を見せ、非常に質の高いフリーが繰り広げられます。ぱっと横を見るとインカレ二冠や、指定強化選手などが彷徨いているといったレベル帯です。シュプリンゲンメンバーとしては2年以上経験があり、早く滑りたい野心溢れる選手が参加しに行きました。

今回のブログは3人共同執筆となります。では、それゆけ!

 

(よしみつぱーと)

アルペン2年目にして初の軽井沢早朝練に参加しました。最初リフトを乗っている時に選手の滑りを見ていると来るスキー場を間違ったのではないかと思う程、実力派揃いで圧倒されました。いざ滑ってみるとバーン状況がよく板が走っている感覚を掴めました。滑り自体は去年よりも感触がよく、両足を同調させた滑りが出来るようになってきました。ただ、基礎練でも既にターン後半で外腰が開くという自分の課題が浮き彫りになったので腰を下半身の動きに合わせて少し回旋させる意識を持って滑っていこうと思います。

今回の軽井沢早朝練習を通して、他人の滑りと自分の滑りを比較して明確な違いを見つけることができるかどうかが、上達のカギとなるのかなと思いました。滑りの上手な選手と同じバーンで滑ることにより、自分自身良いイメージをもって滑ることができます。このとき、お手本とした選手と同じように滑ろうとしても動画で滑りを比較すると明確な違いがあります。例えばお手本とした選手と同じように外傾姿勢を作り深いターンをしているつもりでも、比較すると自分のターンは全然浅いといったようなものです。このような気付きは上達への第1歩であると考えており、見つかった課題を克服するという練習につながります。課題を1つ、常に持ち続けることで練習の質は全く変わると思います。今年からアルペンを始める選手には意識してもらいたいなと思っております。

 

(さとしぱーと)

実は軽井沢での練習には去年から興味がありましたが、時間を上手く見つけられず断念していました。今年はそれも相まって、「この3日間で絶対に何か掴んで帰ってやる」と息まいて参加できたので、それに見合ったリターンが得られたように思います。

1日目はビビるくらいの大雨の中でしたが、逆に周囲のチームがオフにした影響なのか回転率は高く、集中して取り組むことが出来ました。2日目は天候も回復し人も増え、強者の合間を縫うようにして練習を重ねました。周囲の環境は普段では得られないレベル帯で、スタートから出てくる選手のほぼすべてが見本にできるほどのものでした。3日目はコースをいっぱいに使う意識で練習していました。

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⤴︎︎︎3日目(右ストックが上がりっぱになる癖😭)

3日間で少しづつ進歩しながら基礎の内容を扱うことが出来たので、想定以上に収穫を得ることが出来ました。僕は所用で寄り道して帰りましたが、高峰さんはこの練習後に東京に直帰してパワーマックスやったらしいので、その精神力を見習わねばと反省しました。


総じて、軽井沢での3日間はかなり有意義なモノでした。リフト乗り場で「中国遠征いつから行く?」なんて会話を牧の入で聞くことはないでしょうし、リフトからコースを見れば見本クラスがどんどん滑り降りてくるので、自然と身の引き締まった練習が出来ました。アルペンに魅せられた2~3年生が行けば、世界が変わるんじゃないかと感じます。また、朝がかなり早いので練習帰りも時間を有効活用()することが出来ました。

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その気になれば急いで帰京して授業に繋げることもできるので、モチベある民にはおすすめしておきます。

(はるかぱーと)

今回の練習では、シーズン初めということで前半は自由に滑りました。といっても、早朝練習はいつもの低速練習ができる環境ではなく、滑り降りる必要はあります。制限はあるものの、雪質は硫安が効いており非常に良かったです。ここで思い描く滑りが出来ないと普通のフリーでは理想を追うのは難しいのではといった感想を抱きました。

練習中に意識することとなったのは主に以下三つです。シーズン初めは、基本的な動きを丁寧に行う期間でゆったりと動作の確認をします。(周りを見るとトップレベルの選手が板と自分の動きの呼吸を合わせているような雰囲気が見られます。)

・常にスネを抜かない意識

・腰下で切り替える意識

・上体や腰を板と同じ向きにする意識

腰下で切り替える意識の重要性はいずれアルペン語りかどこかで説明するかもしれません。

最近は冬滑るだけではなく、滑走理論を理解しようと努力していて、ここ2年ぐらいで切り替えの重要性を学びました。腰下で切り替え、次ターンを綺麗に始める。撓ませながら素早くターン始動を行う。ここを意識することで次のレベルにいけるかなと考えています。