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『週刊アルペン語り』第二十二回 体重移動のタイミング

『ブログ書くのって難しすぎる』

週刊アルペン語りをご覧の皆様初めまして!!慈恵大スキー部の2年の浅野倫太郎といいます。今回は普段スキーチーム(JSC)でお世話になっている高峰さんから誘って頂いてこの連載に参加させていただく運びとなりました。

こういったブログはかくのがはじめてで変な感じになっちゃうかもですが精一杯頑張るので最後までお付き合いください。

試験が1月に終わって2月暇だなーって思って軽いノリで請けちゃったんですが何かについてめっちゃ語りたいという訳でもなかったので軽い医学部スキー部の説明とアルペンん語りということなのでゆるくスキーについて書いてみました。

まず慈恵大ってどこって思った方もいるかもしれないですが東京にある医学部の大学です。医学部の中の部活があってそこで普段スキーをしています。

今回はそういった医学生がどんな感じでスキーをやってるかにうちの大学を例に話したいと思います!

慈恵のスキー部は今35人いて医学部の部活としては結構多い方だと思います。特に3年以下が各学年7人くらいで結構多いので今後もっと大きくなっていくんじゃないかなって思います。ここでは紹介しきれないですがいろんな面白い人がいっぱいいるんでぜひ仲良くしてください。あともしこれ読んでる方で入りたいって方がいたらめっちゃ歓迎するんで待ってます。

 

1.6年間

医学部でスキーをやることの最大の特徴として6年間大学生活があるので普通の大学と比べて結構スキーができます。昔からアルペンをやってて大学でも続けたい人、大学からアルペンを始める人、大学で初めて板を履く人など様々な人にとってスキーを楽しみやすいのかなと思います。周りを見てみると、普通の大学だとガチガチの初心者が大学4年間で上手くなるは限度があると思うんですけど上手くなる意思さえあれば6年間で形になることはできるし、アルペンをやってた人はさらに高いレベルに向けて長期スパンで練習することができます。アルペンって結構敷居が高い競技だと思うんですけど6年間もやったらみんな結構上手くなると思います。

2.大会

医学部は主な大会として3月の初めに東医体があります。これは東日本の全部の医学部のスキー部が出場する大会です。大体医学部スキー部はここでいい成績を残すことを目指します。あと慈恵は関東の医学部だけの大会などにも出場しています。こうみると医学部なので一応部活動ではありますがサークルに近いのかなって感じます。

次に本題(?)のアルペンについて書きたいとおもいます。僕自身本当に滑りとかについて語れた立場じゃない上に滑りの言語化がとても苦手なんですがせっかくの機会なので少し書いてみました。

 

体重移動のタイミング

曲がるときにカービングターンをするスキーという競技において外足に乗って板を撓ませる動作は必要不可欠です。このブログ読んでいる人たちからした当たり前だとおもいます。このときどこかのタイミングで外足つまりは体重が乗っかっている足が切り替わるタイミングというものが存在していて、ある瞬間に体重移動が一気になされているというよりは段階を踏んで体重移動は起きているという言われてみたら当たり前な話を少し深掘ってみたいと思います。ここで現在技術系種目で圧倒的な成績を残しているシフリン選手のスラロームの滑りを分析していきたいと思います。

①ターン序盤

このときはすでに外足に乗っていて角付けが始まり、ターンに向けて板が雪面をグリップしています。また、体はかなり伸びています。

②ターンマキシマム

板がターン前半で行った角付けの結果下を向き、そのタイミングで板を踏むので板がたわみ、急激にかえって来ることでポールを叩く頃には次のポールの方を向いています。

③ポール通過直後

ここが僕が個人的にこのコラムで一番語りたいポイントです。②の時点で板は次のポールの方向を向いていて言って終えばターンは終わっているので次のターンの準備を始めてよく、内足(次の外足)に体重をこの時点で乗せ始めているのだと考えられます。スキーを始めたばかりの頃はニュートラルのタイミングで体重移動を行っているというかそうしないとうまく体重移動ができないですがターン後半の時点で体重をある程度次の外足に移しとくというテクニックを使うことでスムーズな体重移動を行うことができるようになっています。

ニュートラ

この時点ではもう完全に次の外足に体重が乗っており、素早く膝を返すことができる。また③の段階で体重を移動させておくことで体からターンしてしまうことを防ぐというもう1つのメリットがあります。体からターンに入ってしまうことは外足が軽いということと表裏一体なので外足にターンの早い段階できちんと乗れていればこれを防ぐことができるというわけです。

とまあこんな感じで体重移動のタイミングについて考えてみました。なんかここまで書いてみて思ったんですけど文章書くのって難しいですね。これを書くに当たって色々過去のアルペン語りの記事を読んだんですけどちょっと心が折れました。それで結局締め切り2時間前から本格的に書き始めたんですけど自分の記事読んでさらに心が折れました。面白い記事書くのって難しい!!

以上慈恵大学のりんからでした!わざわざこんな形でシュプの活動に参加させていただきありがとうございました!今後もシュプとは雪山でも東京でも様々な場面でお世話になる機会があると思うので今後ともよろしくお願いします。